チューンナップ工房〜ストラクチャーテスト実施〜
ピステスクールで所有しているタイム計測器を借りまして
念願のストラクチャーテストを行なってきました。
これまでのストラクチャーは自分の感覚だけをたよりに
作ってきておりましたが、タイマーを使用しテストすることで
より滑走性が明確になっていきそうです。
今回は同じメーカーの同じモデルの板を4台用意して、それぞれに
違うストラクチャーを加工して持ち込みました。
サイオトスキー場のゲレンデの一部をお借りして、約100Mの
距離でタイマーをセットして直線にて計測を開始です。
私も初めて体験で、4〜5本はタイムも安定せず悩んでおりましたが
徐々にコツを掴んでいきました。
当然ですが、滑る時のポジションキープがすごく重要みたいです。
天候は晴れたり曇ったり、時には雪が降りだしたりと雪質も変化していき、
夕方までに①〜④のスキーをそれぞれ9回ずつで
合計36本計測することができました。
結果的には現在のピステチューンでいれているストラクチャーが
雪質の対応幅も広く、トップタイムの回数も一番多い結果となり一安心です。
もうひとつ気づいたことは、深く粗いストラクチャーは間違いなくNGです。
一般的に水分の多い雪の時は撥水性をだすために深めのストラクチャーが
よいとされていますが、深いストラクチャーは同時に抵抗も強くなります。
撥水性よりも抵抗が勝ってしまい、結果的にタイムロスしているような傾向もありました。
バランスが重要なんでしょうねぇ〜次回の課題にしたいと思います。