チューンナップ工房〜テスト報告〜

今シーズンは積雪の心配が続いておりますね
厳しい状況になってきましたが、もう少しシーズンを
楽しみたいところですね〜次の降雪に期待しましょう。
 
チューンナップ工房では品質向上の為、スキー場で
エッジやストラクチャーのテストを繰り返しておりました。
今シーズンもたくさんの発見をすることができましたので
報告しておきます。
 
 
エッジ
チューンの中でも特に難しく重要な部分なんですが
細かい部分は省略しまして、エッジはメーカーやモデルの
違いで、使用しているエッジの素材で硬さの違いや、厚み等を
考慮し仕上げを変化させていかないとフィーリングが変わって
くるという発見がありました。
ピステのチューンナップでは、ズラしたい時にズラせてグリップ
させたい時はしっかりグリップする、そんなエッジを目指しております。
 
ストラクチャー
チューンナップの業者によって使用しているマシンが違ったり
経験や考え、地域性などでそのパターンもさまざまです。
ただ、今回のテストをしてみてストラクチャーを重要視する
あまり、ストラクチャーでソールの抵抗を発生させている事を
忘れかけているように感じました。
板が滑る条件が二つあります。
ひとつめにストラクチャーです、ストラクチャーが
ないと表面張力で板と雪が張り付いて滑走性が低下してしまいます。
もうひとつの条件が摩擦抵抗を少なくすることです。
単純にソールに凹凸が少なくツルツルなほうが抵抗は少なくなりますが
ストラクチャーはソールに細かい傷を入れるので悪い言い方を
すると摩擦抵抗をつくる加工をしているといえます。
全く性格の違う状況を同じソールに加工しないといけない難しさ
があります。マニュアルもありません。
今回はそのバランスを見直してみました。
乾燥した結晶の強い雪、水分の多い雪、人工雪等の対応幅が広くなりました。
縦方向、横方向、斜め方向どこにもよく滑ります。転けそうになります。
そんな滑走面を目指しております。
 
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これから各種大会やツアーなど予定されている皆さん、最後にもう一度
スキーやスノーボードをリフレッシュさせて残りシーズン楽しんでみては
いかがでしょうか?可能な限り急ぎでの対応いたしますが
担当者不在の場合もありますので、確認の上持込くださいませ。
 
 
 
 

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